こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
京都(のお寺や神社)が大好きだと言う会社の同僚と鞍馬寺〜貴船神社を参拝して来ました。せっかくなので“川床”でランチをしようと言うことになり「貴船 喜らく」へ!
京都で生まれ育ったわたしですが、貴船の川床は人生初体験だったんですよね!
なかなか行く機会がありませんからね…
川床と聞くとものすごく優雅なイメージを持つと思いますが、実際はどんなところだったのかを“感じたまま”にご紹介します!
ちなみに「喜らく」は「きらく」と読みます。お店の看板などには「㐂らく」と書かれていますが、「㐂」は「喜」の異字体です。縁起の良いイメージがあるため店名などに使われることが多いそうですよ。
この記事は2022年7月に実際にお店に行った時の情報をもとに書いています。
ですが、緊急事態宣言の発令等により営業状況・営業時間が変更される可能性もありますのでご了承ください。
貴船神社近くの「貴船 喜らく」で川床料理を堪能
貴船神社の本宮から奥宮に続く参道沿いにはいくつかの料理屋さんが並んでおり「貴船 喜らく」もそのひとつです。
例年5月〜9月末までの間、沿道の料理屋さんが貴船川に川床を設けています。
真夏の暑い日でも川床はひんやりと涼しく、川のせせらぎを聴きながら癒しの空間で川床料理をいただくことができるんですね。
お店でもらったうちわには「貴船川 㐂らく極楽 夏の天国」と書かれていましたが、風情のある川床はまさに天国のように感じますよ。
「貴船 喜らく」の店舗情報
「貴船 喜らく」の店舗情報です。
川床を利用する場合は事前に予約をしておくのがおすすめです。わたしは『食べログ』を利用しましたが、スムーズに予約できましたよ。
住所 |
〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町47 |
---|---|
電話番号 |
075-741-2037 |
営業時間 |
11:00〜21:30 |
定休日 |
年中無休 |
口コミ・クーポン・予約サイト |
「貴船 喜らく」の行き方・アクセス・送迎バス・駐車場
「貴船 喜らく」は貴船神社 本宮の鳥居のすぐ目の前にあるので、迷うことはないと思います。
ただ、看板やのれんには「喜らく」ではなく「㐂らく」と書かれているためちょっと戸惑うかも知れませんね。「㐂」は「喜」の異字体です。
叡山電鉄・貴船口駅から徒歩だと30分ほどかかります。決して歩けない距離ではありませんが、日差しの強い日は徒歩で向かうのはけっこうきついかも知れません。
貴船口から「貴船 喜らく」までの道路は意外と日陰が少なく時間帯によっては直射日光をもろに受けることになるんですよね。
送迎バスの利用方法
「貴船 喜らく」では送迎バスを用意されているので、歩くのがきつい場合は無理せず送迎バスを利用するのが良いと思います。
送迎バスを利用する場合は事前に予約が必要で、予約当日は自分が乗る叡山電鉄や京都バスの発車時刻を電話で連絡すれば良いそうです。
駐車場の利用方法
「貴船 喜らく」には駐車場(12台分)もあるので、お店を予約する時に駐車場の予約をすれば利用できますよ。
ただ、貴船神社の前の道路は道幅が狭く、対向車線とすれ違うのがギリギリのところもあり、混雑時には渋滞します。
クルマの運転が苦手なら電車やバスを利用するのがおすすめです!
「貴船 喜らく」の店内の雰囲気
「貴船 喜らく」の川床は貴船川のすぐ上に床が架けらており、小さめのテーブルが並べられています。
床と床の間には川に足を浸けることができるスペースもあります。ちなみにわたしたちの座った一番端っこ(川下側)の席はこんな感じでした。
川と床との距離が近いため涼しさを感じられる一方で、雨の日や川が増水している日は川床を利用することができません。その場合は室内での食事となるそうです。
天気はどうすることもできませんからねぇ…
「貴船 喜らく」のメニュー
「貴船 喜らく」では京都産の旬の食材を中心にした料理が提供されるため、季節によってメニューが変わります。
こちらは川床の時期の料理(コース)の一部です。
「貴船 喜らく」の川床料理(夏の料理・一部)
- 納涼川床料理: 8,800円(平日のお昼のみ)
- 納涼川床料理: 11,000円
- 納涼川床料理: 13,200円
- 川床鱧しゃぶ会席: 16,500円
- 川床鱧しゃぶ会席: 18,700円
わたしたちが「貴船 喜らく」を訪れたのは週末なので、一番安くても11,000円のコース(納涼川床料理)でした。
ふだんのお昼ごはん代の何日分?? って値段ですね…
納涼川床料理(11,000円)の一例
- 【先付】其の日の美味逸品(川伏魚飴煮、生順才、冷とろろ、等)
- 【八寸】山海の美味、其の日の五品(日替わり)
- 【向付】鯛、鱧落し梅肉掛け、他あしらい、山葵醤油
- 【吸い物】鱧、順才、松茸、香り柚子(冷やしとろろ、鮑)
- 【焼物】鮎塩石焼き、花山椒鞍馬煮、蓼酢
- 【油物】天子炒り出し、川海老、子茄子、他あしらい、出汁
- 【冷鉢】そうめん、海老、温泉玉子、どんこ椎茸、口出汁
- 【肴】鴨ロース(鰻酢の物)
- ご飯、赤だし、香の物、季節の果物
「納涼川床料理」は食材に川魚が多く使われているのが特徴です。こちらはアマゴや川海老の天ぷらですね。
わたしは苦手な食材があったので予約をする時に要望を伝え変更してもらうことができました。
ただ「1食分を別のメニューに変更してほしい」と伝えていたものの、いっしょに行った人の分も変更されてしまいました。
料理の変更を希望する場合はきちんと確認をした方が良いですね。(わたしは『食べログ』の要望欄に記載しただけなので…)
「貴船 喜らく」を利用した感想・口コミ
当日は叡山電鉄で鞍馬駅まで行き、先に鞍馬寺を訪れました。
鞍馬寺から貴船(貴船神社)までは鞍馬山を歩きながら向かうことができます。山道ではありますが、鞍馬寺の境内でもあるので舗装されている箇所も多く歩きやすいです。通常は1時間半〜2時間ほどで到着するそうですよ。
ですが、わたしたちは「霊宝殿(鞍馬山博物館)」を見学したり、一度通った道を引き返したりしたので、2時間半近くかかってしまい、貴船に到着したのは「貴船 喜らく」の予約時間の約15分前でした。
もともとの予定では貴船神社を参拝したあとに「貴船 喜らく」で食事をするつもりでしたが、先に食事をすることに!
鞍馬寺から向かう場合はよゆうのあるスケジュールを組みましょう!
予約時間にはまだ少し時間がありましたが、すぐに川床へ案内してもらえましたよ。
鞍馬山を歩いて来たわたしたちにとっては川のせせらぎが聞こえる涼しげな川床は癒しの空間。疲れが吹き飛びます!
席に着くとすぐに「先付」と「八寸」が運ばれて来ました。どちらの料理もその日によって変わるそうです。
こちらは「八寸」です。「八寸」は約24cm四方の器に盛り付けられた料理のことを言うんですね。(←もちろん調べましたw )
「8種類の料理がちょっとずつ」という意味ではありませんでした…
「向付」は旬の鱧が主役。川、山、海の幸が清涼感のあるガラスの器に盛り付けられています。
上品に盛られているため量は少なめです。もっといっぱい食べたい…
そしてこちらが「納涼川床料理」のメイン、鮎の塩焼き! 風流な盛り付けが食欲をそそりますね!
鮎の塩焼きは1匹ずつ取り分けていただきます! パリッと焼き上げられた皮は食感も良く、やわらかい身が口の中でほくほくとほぐれます。もちろん塩加減も最高!
「焼物」に続いて運ばれて来たのは「油物」です。天子、川海老、子茄子など。
アマゴは丸ごといただきました。薄らとした衣に上品な味わいのダシがしみわたっています!
こちらはわたしのワガママで鴨ロースの代わりに出してもらった鯛のすり身を使った一品。
会社の同僚はいつまでも鴨ロースが運ばれて来るのを待っていました…
同僚の願いは届かず、最後はご飯と赤だし、デザートで締めくくり。この日のご飯は鰻丼でした!
はじめはひとつひとつの料理の量が少なく物足りない印象でしたが、料理は次から次へと運ばれて来るので「腹八分目」ぐらいにはなりましたね。
まとめ|貴船 喜らく
この記事では「貴船 喜らく」をご紹介しました。
40年以上も京都で暮らしながら、わたしにとってははじめての貴船の川床でした。お店の方の対応も良くなにひとつ不満はありませんが、料理そのものと料金のバランスは合っていないというのが正直な感想です。
期間限定の川床の設営や保守のことを考えると割高な印象になってしまうのは仕方ないかなと思います。料理を楽しむのが目的ならホテルでコース料理を注文した方が満足度は高いでしょう。
川床とは料理そのものではなく風情を楽しむものということですね!
ぜひ一度は体験してみてくださいね!
「貴船 喜らく」の店舗情報
住所 |
〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町47 |
---|---|
電話番号 |
075-741-2037 |
営業時間 |
11:00〜21:30 |
定休日 |
年中無休 |
口コミ・クーポン・予約サイト |