「こんなモノ」といっしょに年を越してはいけないですね。ええ、「有馬記念のはずれ馬券」です。
今回はわたしの個人的な「競馬あるある」の紹介です。わざわざ阪神競馬場まで遠征して買った有馬記念ですが、わたしの「競馬あるある」を紹介しながら、このいまわしいはずれ馬券を破り捨ててしまいます!
目次
【競馬あるある その1】 当日輸送
京都に住んでるわたしは阪神競馬場へ行くよりも京都競馬場へ行く方がだんぜん近いんです。今回は付き合いで阪神競馬場へ行くことにしましたが、なんと阪神競馬場までは電車を乗り継いで約1時間半もかかりました…。
会社の同僚「何時ごろ競馬場に着きます? 」
ワイ「そうやな〜、『当日輸送』やからお昼過ぎかな〜。」
競馬あるある
わざわざ日常会話に競馬用語を入れて使いたがる。
「当日輸送」とはレースのある当日にトレーニングセンター(トレセン)から競馬場へ輸送すること。
JRA(中央競馬)には栗東(滋賀県)と美浦(茨城県)にトレセンがあり、競走馬はふだんこのトレセンで調教を受けています。例えば、栗東トレセンに所属している競走馬が京都競馬場や阪神競馬場のレースに出走する場合にはレース当日の早朝に栗東を出発し競馬場へ向かいます。これが「当日輸送」です。
【競馬あるある その2】 馬群をさばく
阪神競馬場の最寄駅である阪急「仁川」駅に着いたのは13時過ぎでした。仁川駅から阪神競馬場までは地下道や屋根のある通路を通っていくので雨が降っても濡れないようにできているんです。
「仁川」駅の改札を出るとすぐに地下へと続くエスカレーターがあります。さすがに有馬記念。たくさんの競馬ファンがここ阪神競馬場へも続々と集まっています。
屋根のある通路を進みます。すごい人混みです。
阪神競馬場の入場門へ到着! 「仁川」駅からここまでは約8分ほどでした。
競馬あるある
人混みをレースに見立て頭の中で実況をしながら競馬場へ向かう。
有馬記念当日ともなるとかなり多くの人が競馬場へ向かいます。その流れはまるで競馬のレースのようです。ついつい頭の中で実況を始めてしまうんです。
「さあ、馬群を割って馬場の中央から1頭抜け出して来るぞ! ごりらだ、ごりらが抜けて来た! ゴールまで残り100メートル、ごりらが一気に突っ込んできたぁぁぁあああ! 」
【競馬あるある その3】 JRA銀行
「そろそろJRA銀行に預けてる分を引き出したらなあかんで。ぎょうさん(たくさん)預けてるしなぁ! 」
競馬場に来ると、いたるところでおっさんがこのような会話を交わしている場面に出くわすことでしょう。
競馬あるある
競馬を銀行に例えることで現実逃避をしようとする。
競馬に負け続けると財布の中のお金がどんどん減っていきます。ただ仮に10,000円負けていたとしても次のレースで万馬券が当たれば一気に取り戻すことができます。負けてる分を「預金している」と思うことで随分と気が楽になるわけです。
【競馬あるある その4】 1着3着、2着3着
こちらはわたしの有馬記念のはずれ馬券の一部です。
「馬連」というのは選んだ2頭の両方が2着以内に入ると的中になる馬券のことです。どちらが1着になってもかまいません。
馬連「9 サウンズオブアース – 11 キタサンブラック」のオッズは「48.2倍」でした。つまり、もしもこの馬券が的中していたとすると「96,400円」になっていたわけです。10万円には届かないものの、完全にオッズに目がくらんでいたのを覚えております。
しかしながら、有馬記念の結果は1着 7 ゴールドアクター、2着 9 サウンズオブアース、3着 11 キタサンブラック。結果を見れば「惜しい! 」のですが、はずれ馬券ははずれ馬券。1円にもなりません。単なるゴミです、ゴミなんです、うぅ…。
競馬あるある
勝負に行った馬券が1着3着。もしくは2着3着。
「馬連」の場合は2着までに入る馬を予想する馬券です。惜しくても全く意味がありません。
ですが、実は1着3着、2着3着でも的中になる馬券があるんです。「ワイド」という種類の馬券がそれで、このワイドは選んだ2頭の両方が3着までに入れば的中になります。ただし、「馬連」に比べて的中しやすくなる分、配当は低くなります。
ちなみに、先ほどの馬連「9 サウンズオブアース – 11 キタサンブラック」をもしもワイドで買っていたら的中! オッズは「17.2倍」でした。つ、つまり「34,400円」です。
くっそ!それなりの金額やないの!
【競馬あるある その5】 複勝にしたら1着
有馬記念で惨敗して意気消沈している間もなく、なんとこの日は阪神競馬場の最終レースに「2015 ファイナルステークス」というついつい「今年最後にもうひと勝負! 」みたいな気持ちになってしまうレースが用意されているではありませんか…。
騎手の名前が気に入り、最初は「5 タールタン」の単勝になけなしの1,000円を突っ込もうと意気込んでおりました。単勝「5 タールタン」のオッズは「22.3倍」でした。単勝は1着になる馬を予想する馬券なので、もしタールタンが1着になれば「22,300円」の配当をゲットすることができます!
しかし、先ほどの有馬記念で苦い思いをしていたわたしが買った馬券は複勝。複勝は選んだ馬が3着までに入れば的中という馬券。的中しやすくなる分、配当も低くなるのですが、完全に弱気になっておりました。しかも、なぜか掛け金も1,000円ではなく500円…。
競馬あるある
弱気になった途端に当初の予想が的中。
「2015 ファイナルステークス」の結果は「5 タールタン」が見事に1着入線! 複勝ももちろん的中ではありますが、当初の予想通り単勝を買っていれば「22,300円」をゲットしていたはずなのに、複勝「500円」にした結果、配当金は「2,100円」。外れるよりはマシかも知れませんが、それにしても配当金が10分の1になってしまいました…。
この記事のまとめ
1時間半もかけてわざわざ阪神競馬場まで「当日輸送」したにもかかわらず、散々な結果に終わってしまいました。
まあ、競馬はこれで終わりではありません。あくまでも「JRA銀行」に貯金しているだけです。年が明けた1月5日から2016年の競馬が始まるのです! そろそろ預金を引き出させてもらいます!
有馬記念のはずれ馬券は破り捨てて、気持ちの良い新年を迎えましょう!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!