のぼり窯カフェ｜まるで洞窟のような窯の中で不思議な時間を過ごす! -滋賀・信楽

こんにちは! ごりら（@goriluckey）です!!

陶磁器の産地として知られる滋賀県・信楽しがらきにある「のぼり窯カフェ」に行って来ました!

「登り窯」とは斜面に連ねてつくられた窯のことなんですね。

「のぼり窯カフェ」は名前に「のぼり窯」と付いているだけではなく、なんと窯そのものがカフェスペースになっているんです!

こういう空間ワクワクしますね!

世界初!? 信楽陶芸村の「のぼり窯カフェ」は窯の中で過ごすカフェ!

「のぼり窯カフェ」は陶芸体験のできる「信楽陶芸村」の中にあります。

「登り窯」とは斜面に「焼成室しょうせいしつ」を連ねてつくられたもので、「のぼり窯カフェ」には昭和初期にできた「登り窯」が利用されているんですね。

「登り窯」を利用した世界初のカフェとのことですが、ま、まあ、目の付けどころが斬新ですもんね!

「のぼり窯カフェ」はこの窯の中がカフェになっており、ここで飲み物やスイーツをいただくことができるんです!

「のぼり窯カフェ」の店舗情報

「のぼり窯カフェ」の店舗情報です。

「のぼり窯カフェ」の行き方・アクセス・駐車場の情報

「のぼり窯カフェ」は「奥田忠左衛門窯 信楽陶芸村」にあります。

「信楽陶芸村」では信楽焼の販売や陶芸教室も開催されていて観光客でにぎわっています。（…と言うか、こちらがメインですよね! ）

カフェと陶芸体験がセットになったプランもありますよ! 公式サイトで予約できます。

信楽陶芸村｜陶芸体験予約フォーム

「信楽陶芸村」の入口には無料の駐車場があります。もちろん「のぼり窯カフェ」の利用だけでもこちらに駐車することができます。

駐車場の奥にある坂道をあがって行くと「のぼり窯カフェ」があります。

少し歩けばすぐにものすごい数のたぬきの置き物が迎えてくれますよ。

なんやこれーーー!?

「のぼり窯カフェ」の店内の雰囲気

「のぼり窯カフェ」の利用はまず「薬小屋」（右側にある建物）へ行き、先に注文を済ませてから座席の場所が書かれたカードを持って「登り窯」へ移動します。

薬小屋｜はじめに注文をしよう!

階段をあがったところにある建物が「薬小屋」です。

「薬小屋」とは登り窯の中間につくられ、火鉢を一時的にストックするための建物だそうです。

この「薬小屋」が現在は「のぼり窯カフェ」の受付や信楽焼の展示場として利用されているんですね。

「薬小屋」に入って左側が注文カウンターになっています。写真付きのメニューも置かれていますよ。

物販コーナーもあり、信楽焼のコーヒーカップやカフェのメニューにもなっているスイーツが並んでいます。

登り窯｜座席カードの場所へ!

注文が済むと座席の場所が書かれたカードを受け取ります。

坂道に全部で7つの窯（焼成室しょうせいしつ）が連なって並んでいます。このひとつひとつがカフェのスペースになっているんですよ!

外から窯の中を見るとこんなふうになっています。まるで洞窟みたいな感じですよね!

テーブルとテーブルの間はプラスチックの板で区切られています。

窯の奥には空調機が設置されており、暑い夏の日でも窯の中は涼しく保たれていましたよ。

「のぼり窯カフェ」のメニュー

「のぼり窯カフェ」のメニューはドリンク単品かスイーツのセットを選べます。

セットのケーキは3種類の中から選べますよ。「薬小屋」の注文カウンターにはケーキの特徴が細かく書かれたPOPも用意されています。

残念ながらこの時は「黒炭ロールケーキ」は完売していました…

「のぼり窯カフェ」を利用した感想・口コミ

「のぼり窯カフェ」には娘が「湖南馬事センター」で体験乗馬をした帰りに立ち寄りました。

「のぼり窯カフェ」ってところに行ってみよ!

え………「カマ」（鎌）ってどういうこと?

そのカマじゃない!

あ! ご飯炊く方の「カマ」（釜）か!?

そっちの方が近い!

娘とそんなやり取りをしながら「のぼり窯カフェ」にたどり着いたのですが、注文の前に「登り窯」の方に来てしまいました。

ほとんどのお客さんが先に「登り窯」の方に来ていましたよw

「薬小屋」で注文を済ませてから座席カードをもらいました。7つある窯のうちちょうど真ん中にある4番の窯の一番奥の席ですね。

4番は真ん中の窯なのでわかりやすかったですが、窯の中の床にもちゃんと番号が書かれていました。

窯は意外と奥に深く、洞窟の中に入って行くような感じ!

ゴリッ…

え!? あれ!? このイスもここでつくってはるんかな!?

イスを動かした時の音でイスが陶磁器でできていることに娘が気づきました。

そんなことをしながら20分ほど待っているとケーキとドリンクのセットが運ばれて来ました!

意外と時間がかかっていましたが、実際にはそんなに待っている感じはしなかったんですよね。窯の中の独特な雰囲気のせいでしょうか!?

こちらは娘が注文したアップルジュースとチーズケーキのセット。

チーズケーキは「のぼり窯カフェ」の近くにある「山田牧場」でつくられているそうです。

このチーズケーキめちゃくちゃ美味しい! おかわりできるんかな!?

少食の娘がおかわりをしたくなるほど美味しかったようです! （この時は売り切れていましたが、「薬小屋」の物販コーナーでも販売されています。）

そして、こちらがわたしが注文した紅茶とバームクーヘンのセットです。この紅茶は信楽産の「朝宮茶」という和紅茶だそうです。

バームクーヘンも「山田牧場」でつくられたもの。しっとりとした食感で、ほど良い甘さのバームクーヘンでした!

うん、バームクーヘンも美味しいで!

まとめ｜のぼり窯カフェ

この記事では「のぼり窯カフェ」をご紹介しました。

「登り窯」を利用した“世界初”のカフェとのことでしたが、“世界初”どころか、きっとほかにはない、“唯一”のカフェじゃないかと思います!

窯の中は独特の雰囲気がありましたよ。陶芸体験と合わせて訪れると信楽のおもしろさが倍増するのではないでしょうか!

「のぼり窯カフェ」の店舗情報