2015年京都の紅葉もいよいよ終盤に近づいて来ました。今年は「東山エリア」を積極的に攻めております!3連休の最終日、11月23日(月)には「天授庵」「南禅寺」「永観堂」の3つの紅葉スポットを訪れました。「天授庵」は「南禅寺」の塔頭ですし、「永観堂」も比較的近くにあります。わたしはついつい欲張ってしまいましたが、「南禅寺・天授庵」コース、「永観堂」コースのいずれかに絞る方がじっくりと紅葉を楽しめそうです。
天授庵へのアクセス
広大な敷地を歩くことになるので、無理せず最寄り駅である地下鉄東西線「蹴上」駅から向かうのが良いです。え?「蹴上」ですか?「けあげ」と読みます。「けりあげ」ではないので、ご安心ください。笑
「蹴上」駅の1番出口を出ると坂を下って行きます。すると古びた赤いレンガでできたトンネルが見えてきます。
南禅寺方面へはこのトンネルを通ると近道なので、少々不気味に感じても勇気を持って通り抜けましょう!トンネルの上部の4文字は「雄観奇想」と書かれており「凄い眺め、良い考え」という意味だそうです。
このトンネルを抜けて5分ほど歩くと南禅寺の「中門」に到着します。中門から入ってそのまままっすぐ歩くと右手に天授庵が見えてきます。
<天授庵の拝観料>
- 大人: 400円
- 高校生: 300円
- 小・中学生: 200円
天授庵「方丈前庭(東庭)」の紅葉のようす(2015年11月23日)
「受付」の後ろにある入口から入ると早速「方丈(本堂)」があります。「方丈前庭(東庭)」は細長く、苔と畳石を組み合わせた幾何学模様が印象的な庭園です。
松の奥に見える紅葉は赤みがかっていますが、手前の紅葉はすでに葉を落としてしまっています。
細長い感じが損なわれてしまいますが、奥の紅葉に寄った方が紅葉はきれいに見えますね。
東庭の奥から「正門」に向かって撮るとこんな感じです。
角度を付けて遊んでみました!
特徴的な幾何学模様。おもしろいです!
書院南庭・澄心庭の紅葉のようす(2015年11月23日)
東庭を通り抜けると、南庭が見えてきます。枯山水庭園の東庭と違い、南庭は池のまわりの園路を歩きながら楽しむ池泉回遊式庭園です。
南庭の紅葉は色づいていない葉が多い印象です。ところで、池泉回遊式庭園ですが、向かい側を歩く人が写り込んでしまうので、わたしはちょっと苦手です。11月30日(月)まではライトアップもされているようですので、夜間の方が美しいかも知れませんね!
苔とかえる。こういうの大好きです、私。
iPhoneで撮影した写真だとちょっと伝わりませんが、「庫裡(くり)」「大書院」を通して、その奥の窓から「澄心庭」が見えていました。趣向を凝らした設計が素晴らしいですね!
天授庵
- 住所
- 〒606-8435 京都市左京区南禅寺福地町86-8
京都の紅葉(2015年)
2015年の紅葉のようすはこちらの記事でご確認いただけます。もちろんその年の気候・条件によって紅葉の色づきは変わりますが、参考になればうれしいです!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!