子どもがスポーツを習っている親御さんならわかるんじゃないかと思うんですが、小さな子どもがカラダを鍛えるのってけっこう難しくないですか?
特に園児や小学校低学年ぐらいだと、そもそもトレーニングをするための基礎体力がまだまだ足りないんですよね…
『ドラクエ』に例えると、まずはレベル上げをしないといけないのに、スライムを倒すのさえ一苦労というあの状態です。
今回は「体幹を鍛えるトレーニングの方法」を紹介します。
このトレーニングは基礎体力の無い子どもでも取り組めます。しかも、道具も使わないし、自宅でもできるんですよー!
この記事では空手の稽古を通じて感じたこと、得た情報を紹介します。(2015年11月22日の空手日記)
※ 記事の公開後に情報の更新や写真の追加をしていることもあるので、「日記」とは少し意味合いが違います。
大人も子どももいっしょに稽古する!
わたしたちが親子で通っている空手道場は基本的に大人と子どもがいっしょに稽古をしています。
もちろん、年齢や性別による根本的な体力差はあるので、完全に同じメニューをこなすわけではありません。
例えば、グローブや防具を着用して実際の試合と同じようにパンチやキックを撃ち込むマススパーリングは大人が子どもの技を受けてあげるというスタンスですね。
一方、基礎体力をつけるためのトレーニングは大人も子どももいっしょにやることがあります。例えば、腕立て伏せやスクワット。(もちろん、回数や時間は違いますが。)
うちの息子は大人と同じようにトレーニングをすることができますが、小学校低学年の娘はやっぱり同じようにはできません。
ですが、「体幹」を鍛えるためのトレーニングは小学生の娘も大人といっしょに取り組むことができるんですよー!
「体幹トレーニング」に挑戦しよう!
これは「体幹」…その名前の通り、体の幹となる部分を鍛えるトレーニングです。
「体幹トレーニング」は器具も使わないですし、ひとりでもできるめちゃくちゃシンプルなトレーニングなんですね。
ですが、腹筋と背筋を同時に鍛えることができる、非常に効率の良いトレーニングです。
「体幹トレーニング」のやり方
「体幹トレーニング」のやり方はとてもシンプル。
- まずはじめに「腕立て伏せ」をする体勢になります
- つぎに、両腕(ひじから手の部分)を地面につけます
- ひざやお尻は浮かせたままにします
- そして1分間その体勢をキープしてください
うちの娘は背中の位置が落ちすぎています。本当はもっと背中をまっすぐに伸ばして、お尻の位置も高くしないといけません。
でも、これでもひざは(微妙ですが)ちゃんと浮いているんですね。
実際にやってみるとわかりますが、単純な見た目からは想像もできないぐらいハードなトレーニングなんですよ。
30秒を過ぎたあたりから身体全体がプルプル、ガクガクとしてきます。
ひぃ〜!! もう無理ぃ〜!!
「体幹トレーニング」のメリット
どんなスポーツにおいても「体幹」を鍛えるメリットがありますが、空手の場合は体の軸がしっかりとすることによって技の威力が増します。
体幹がしっかりしているとパンチも回し蹴りも効率良く力が伝わるようになるんですね。
小学校低学年の娘の場合は身体全体の筋肉量が少な過ぎて、まだちゃんと腕立て伏せをすることができません。
まずは体幹を鍛えることで基礎体力をつけるためのほかのトレーニングや、空手の技の稽古をまともにこなすことができるようになっていくんです。
この記事のまとめ
今回は「体幹を鍛えるトレーニングの方法」を紹介しました。
このトレーニングは基礎体力が無くてもはじめることができるので、子どもだけでなく、手軽にトレーニングをはじめたいという場合にも最適なメニューですね。
いきなり60秒をキープするのが難しければ、最初は30秒というように時間を短くしてチャレンジするのも良いと思いますよー。30秒でも本当にハードなので…!
あなたの役に立つ!? 関連記事
空手のパンチやキックを練習するトレーニングに「ミット撃ち」があります。「ビッグミットライト」なら子どもでも持ちやすい設計なので子ども同士でも稽古をすることができるんですよー!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!