京阪電車の各駅で入手できる情報誌『K PRESS 2015秋の増刊号』をカバンにしのばせ、会社帰りの観光を秘かな楽しみにしている、京都人です。秋の京都は見どころがたくさん、毎日が観光気分です。笑
今日は豊臣秀吉と北政所ねねで有名な高台寺・圓徳院を訪れました。12月13日(日)まで「秋の夜間特別拝観」が実施されています。今回はそのレポートをお楽しみください!
目次
あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
あえて最初にお伝えしておきます。『ジョジョの奇妙な冒険』のポルナレフの有名なセリフを借りて。
「あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!な…何を言っているのかわからねーと思うが おれも 何をされたのかわからなかった…」
当たり前なんですが、観光ガイドやイベントの告知ポスターに使われている写真って「最も美しい=ピーク時の昨年の写真」が使われていますよね。しかも「Photoshop」で加工されまくりです。つまり、今日の感想をポルナレフ風に言うと、こんな感じです。
「あ…ありのまま 高台寺と圓徳院で見た事を話すぜ!な…何を言っているのかわからねーと思うが “真っ赤に染まった紅葉”なんてどこにもなかったんだよ…」
「紅葉」にフォーカスするとこんな感想になってしまいます。ですが、やはり人気の観光スポット!紅葉以外の見どころもたくさんあります。そのポイントをご紹介します!
高台寺・圓徳院までは情緒あふれる花見小路〜石塀小路を。
京阪「祇園四条」駅から高台寺・圓徳院までは徒歩で20分ほど。ぜひ夜の京都の雰囲気を楽しみながら高台寺へ向かってください。京阪「祇園四条」駅の6番出口を上がると、南座の前に出ます。多くの人たちで賑わっていると思います。四条通りを「八坂神社」の方向へ進んで行くと途中で「花見小路」の交差点があるので右折します。
花見小路をまっすぐに歩いて行くと突きあたりに「建仁寺」があります。
「建仁寺」の前を左折して東へ進むと東大路通に出ます。「東山安井」という交差点があるので、そのまま東へ。突きあたりを右折して少し歩くと「石塀小路」の入り口が見えてきます。
京都の情緒…と言うか、人通りが少ないとちょっと怖いですね。サスペンスの1シーンに出てきそうな雰囲気ですね。この石塀小路を抜けると、高台寺・圓徳院に出ます。
共通割引拝観券を「圓徳院」で買うのがおすすめ!
高台寺と圓徳院は別々に拝観料がかかりますが、「共通割引拝観券」を購入するとおトクです!そして、ポイントは共通割引拝観券を圓徳院で買うこと。どちらで買うこともできますが、圓徳院の方が断然空いています。高台寺で拝観券を買うためには長蛇の列に並ぶことになりますが、圓徳院で共通拝観券を買っているとその横をスルスルと優越感にひたりながら通り抜けていくことができます。ディズニーランドの「ファストパス」、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「エクスプレスパス」を持っている気分を味わうことができます!笑
<拝観料>
- 高台寺: (大人)600円・(中高生)250円
- 圓徳院: (大人)500円・(中高生)200円
- 共通拝観券: 900円
北政所ねね終焉の地「圓徳院」の紅葉(2015年11月20日)
圓徳院は豊臣秀吉の没後に、正室である北政所ねねが余生を過ごした場所です。
圓徳院の入り口。少しわかりにくいですが、この奥で拝観券を販売しています。
長屋門の形態をとる「正門」。
圓徳院には2つの庭園があり、正門から入って最初に見ることができるのが「南庭」です。
そして、こちらが桃山時代の代表的庭園のひとつ「北庭」。国名勝指定です。パンフレットで見るともっと真っ赤に色づいている紅葉の写真が載っていますね。「Photoshopマジック」が使われているかはわかりません(笑)が、それでも見頃はもう少し先だと思います。
こちらは「三面大黒天」。豊臣秀吉の念持仏(個人が身辺に置き私的に礼拝するための仏像)と言われています。つまり豊臣秀吉を華々しい出世街道に導いた実績があるわけです!ぜひ拝んでおきましょう!
この記事は「秋の夜間特別拝観にはプロジェクションマッピングを観に行こう!【高台寺/京都市東山区】」に続きます。
圓徳院
- 住所
- 〒605-0825 京都市東山区高台寺下河原町530
- オフィシャルサイト
- 圓徳院
京都の紅葉(2015年)
2015年の紅葉のようすはこちらの記事でご確認いただけます。もちろんその年の気候・条件によって紅葉の色づきは変わりますが、参考になればうれしいです!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!