子育ての中でご褒美を使うことってありますよね。これには親の考え方で賛否両論があると思います。
今回は息子の空手の試合で使った「ご褒美と罰ゲーム」を紹介します。うちはけっこうご褒美を使っていると思います。
ご褒美という必殺技
子どもが小学生に入るころになると、親は子育ての中でご褒美という切り札を使うことが増えてくるのではないかと思います。「漢字検定に合格したら」とか「運動会で1位になったら」とかいう条件を出して、その条件をクリアするとご褒美をあげるというやり方ですね。まさに子どもとの「取り引き」です。
ご褒美制度はそれぞれの家庭の育児ポリシーによって考え方が変わってくるところです。理想を言えば、純粋な動機でやる気になってくれるのが一番です。「漢字をいっぱい覚えていろんな本を読めるようになりたい! (→から漢字検定にも合格したい! )」「誰よりも速く走れるようになりたい! (→結果、運動会で1位になりたい! )」という感じに。
うちはご褒美を使うことが多い方かと思います。つまり、少なくとも私自身はそんなにご褒美を「悪」だとは考えていませんが、ご褒美制度にはメリットもあれば、デメリットもありますよね。わたしが考えるメリットとデメリットはこんなところです。
ご褒美制度のメリット
- 目標が明確になる!
- 達成感が得られる! 倍増する!
- おたがいにワクワクする!
ご褒美制度のデメリット
- もともとやる気が無いことに対してのご褒美なら効果は一時的
- 使いどころを間違えると無意味
- クセになる
まさしくご褒美は必殺技と同じなんです。常に使えるわけではなく、ここぞという時に使うからこそ、効果のある必殺技なんです。雑魚キャラ相手に必殺技を使っても仕方ないし、あくまでも主人公が輝く必殺技であるべきです。『ドラゴンボール』の孫悟空が使う「界王拳」と同じですね。
ご褒美と罰ゲーム
実はこの必殺技を息子がはじめて空手の試合に出場した時にも使っておりました。
空手の試合に関して言えば、息子はもともとご褒美のために稽古をしているわけではなく、純粋な気持ちで取り組んでいます。なので、「試合に勝てば」というよりは「ここまでよくがんばったな、お疲れさん! 」という意味合いでのご褒美のつもりでした。
ですが、それではちょっとワクワクが足りないので、「試合に勝てば、スーパーマリオメーカー! 」というご褒美が登場したんですね。そして、もう少しスパイスを加え、前日に「ストリート系USAボウズ」にした髪型を「試合に負ければ、ツンツルテンの「ジャパニーズボウズ」にするという罰ゲームを追加しました!
勝てば、スーパーマリオメーカー!
負ければ、せっかくのストリート系USAボウズが、単なる丸刈りのジャパニーズボウズへ!
勝つか、負けるか!?
スーパーマリオメーカーか、ジャパニーズボウズか!?
そして、試合の結果は…
残念ながら、1敗1引き分け。かわいそうに、ジャパニーズボウズに決定です。
ですが、今回は、初めての試合にもかかわらず、新空手でも多くの実績を残している格上の選手を相手に一歩も引かず、引き分けに持ち込んだがんばりに敬意を表し、「スーパーマリオメーカー」をご褒美にすることにしました。試合までのハードな稽古にも耐えたし、体調不良の中、本当によくがんばりました。
ここは必殺技の使いどころでしょう!
スーパーマリオメーカー、超おもしろい!
発売当初から話題になっておりましたが、「スーパーマリオメーカー」は超おもしろいですね! 創造性のあるゲームですし、かなりの良作です。親子で楽しめるゲームというのもうれしいポイントです。幼児園の娘でさえも「自分だけのスーパーマリオ」を作っていますよ。
こちらは同梱されていたブックレット。ゲームにも登場するのですが、細いきのこを食べると変身する「細マリオ」?
こいつは妙に気持ち悪いです…!
この記事のまとめ
「スーパーマリオメーカーはあんたが最初からやりたかっただけちゃうんか? 」という厳しい批判が聞こえてきそうですが、今回のご褒美としては効果的だったと思います。
子どものご褒美は使い方が難しいですが、わたしは賛成。皆様も「必殺技」の使い過ぎと使いどころには十分ご注意くださいませ!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!