2018年5月30日(水)京都競馬場で大規模な花火大会が開催されました!
今回は「『京都芸術花火』を無料で鑑賞できる穴場スポット」を紹介します。
ちょうど開催当日、淀駅(京都競馬場の最寄り駅)に停車した時に思い立って立ち寄ってみたんですが、今後も継続して開催してほしいって思える花火大会だったんですよー!
「京都芸術花火」は2018年に第1回が開催されました。
2019年以降の開催時にはさまざまな点が変更される可能性がありますので、この記事は参考情報としてご覧ください。
目次
「京都芸術花火」…? ナニソレ? 聞いたことない!
京都の花火大会と言えば「宇治川花火大会」が有名だったんですが、2013年を最後に開催されておらず、2017年12月、とうとう今後の開催がされないことが決まってしまいました。
長年続いていた花火大会が廃止になるのって、やっぱりさみしいですよね…
そんな状況の中で開催が発表されたのが「京都芸術花火2018」でした。この花火大会は文化庁の京都移転が決定したことを記念して開催された花火大会なんですね。
「京都芸術花火2018」の概要
「京都芸術花火2018」は京都競馬場で開催されました。
- 開催日: 2018年5月30日(水)
- 開場: 17:00
- 花火打上スタート: 19:45
- 開催場所: 京都競馬場
京都競馬場は京阪・淀駅が最寄り駅です。
- 「京都競馬場」の住所
- 〒612-8265 京都市伏見区葭島渡場島町32
- 「京都競馬場」の地図
「京都芸術花火2018」の料金
「京都芸術花火2018」がほかの花火大会と違うのは有料ってことなんですよね。しかもけっこう高い料金なんですよ…!
- スタンド席(全席指定): 7,000円
- コース前エリア(ゾーン指定・クッション付き): [大人]3,500円/[小学生]500円
もともと「京都芸術花火2018」の開催を知った時はチケットを買って子どもと行こうかなーと思ったんです。
ですが、開催日は平日ですし、もしも仕事で時間までに帰れないと困るよなーと悩んでいるうちに開催当日になってしまいました…
結局、その日は仕事も早く終わったんですよね。全席有料の花火大会でチケットが無いと入場できないというのは知っていたんですが、やっぱり気になっていたので仕事帰りに立ち寄ってみました。
まあ、花火やから場外からでも見えるやろ!
「京都芸術花火」を無料で楽しむ観賞スポットは?
チケットを持っていないわたしは当然京都競馬場の中に入ることはできません。結果的に無料で鑑賞できるポイントを探すことになりました。
京阪・淀駅は厳戒体制
京阪・淀駅は京都競馬場よりも高い位置にあるので、もしかしたら駅のホームが一番見やすいんじゃないかと思っていたんですよ。
ですが、京都競馬場側の線路には回送電車が停車して壁のようになっていました。まあ、駅のホームが混雑したら危ないですもんね…
それにしても完璧なブロック!
淀駅の2Fには競馬場に続く専用改札口があるんですが、ここはチケットを持っている人しか通ることはできません…!
改札口の近くの柱にも全席有料の花火大会であることが記載されたポスターが貼り出されていました。勘違いして来る人も多そうですね。
淀駅構内の女子トイレはかなりの行列ができていました。トイレは2箇所あるんですが、「中央改札口」の近くのトイレの方が空いていましたよー。
京阪・淀駅周辺は混雑
京阪・淀駅前のローソンもかなりの行列ができていました。チケットを持っている人も、わたしと同じように場外で鑑賞しようとしている人もコンビニで飲食物を調達しているようでした。
京阪・淀駅のまわりにはローソンのほかにもいくつかのコンビニがあります。ちなみに京都競馬場の会場内ではフードエリアが設けられています。
- ローソン 京都競馬場前店: 〒613-0904 京都市伏見区淀池上町60
- ミニストップ 京阪淀駅前店: 〒613-0903 京都市伏見区淀本町174-71
- セブンイレブン 淀池上町店: 〒613-0904 京都市伏見区淀池上町45
- セブンイレブン 京都競馬場前店: 〒612-8275 京都市伏見区納所町568-5
- セブンイレブン 淀下津町店: 〒613-0905 京都市伏見区淀下津町281番2
競馬場の入口へ向かう通路は封鎖されていて、警察官が交通整理をしていました。第1回目の開催ということで競馬場の周辺にもガードマンや運営スタッフの人たちの姿がたくさんありました。
打上スタート時間が近くなると「淀消防出張所」の周辺にも人が集まりはじめていました。背の高い木がちょっとジャマになりますが、ここならスタンドにも近いですからね。
- 「淀消防出張所」の場所
京都競馬場の3コーナー奥! 宇治川を目指せ!
わたしが花火の鑑賞ポイントとして目をつけたのは京都競馬場の東を流れている宇治川の堤防です。京阪・淀駅からは徒歩15分ぐらい。
位置的には京都競馬場のコースをはさんでスタンドの向かい側になるんですね。
- 京阪・淀駅からの道順
競馬ファンには「淀の3コーナー」の奥って言えばわかりやすいかなー!?
京都競馬場の南側の道路から住宅地を通り抜けて東側にまわり込みます。河津桜の並木がきれいな淀水路の入口の先の細い路地が宇治川の堤防とつながっているんですね。
路地を抜けると宇治川の堤防が見えて来ます。
堤防の上ではすでにたくさんの人が花火大会がはじまるのを待っていました!!
この場所は街灯も少なく、日が落ちると真っ暗になります。花火鑑賞には適していますが、小さな子どもにとってはちょっと危ないと思いますので気をつけてくださいね。
京都芸術花火は場外からでもきれいに見えた!
19時45分になると花火大会がはじまりました! 場内ではアナウンスが流れていたりしたのかも知れませんが、宇治川の堤防には聞こえませんでした。
いきなり花火が打ち上がる感じですね。
次々と打ち上がる花火は宇治川の堤防からもきれいに見ることができました。花火鑑賞をしている人々から感嘆の声があがります!
動画も撮ってみましたよー!
京都競馬場で開催された「京都芸術花火2018」を………場外で観賞。(・ω・) pic.twitter.com/wTf0lyNEsl
— ごりら@子育てブロガー (@goriluckey) 2018年5月31日
夜空いっぱいに広がる花火は迫力もありました!
いろんな種類の花火を見ることができましたよー!
京都競馬場のスタンドで鑑賞したい!
本来は有料の花火大会を無料で鑑賞できました。ですが、「京都芸術花火」を鑑賞するならやっぱり京都競馬場のスタンドで鑑賞するのが一番良いんじゃないかなーと思いました。
と言うのも、この芸術花火は単に花火を打ち上げているだけじゃなくて、音楽に合わせて緻密な計算のもと演出されているんですね。
滞空時間、残存光を計算に入れ、1/30秒単位でコントロールされる花火は音楽のリズム・メロディー・楽器・ 歌詞・ボーカルに合わせて演出されています。
出典: 『京都芸術花火』
宇治川の堤防でも音楽が流されているのは聞こえましたが、あくまでも聞こえている程度です。
花火の種類によってはスタンドで鑑賞しているからこそきれいに見えるものもあったと思うんですよね。
打ち上げ花火以外の花火は宇治川の堤防からは見えないものもあったでしょうし。
この花火は京都競馬場のスタンドの方に向けられていたので、実際にスタンド側から見たらめちゃくちゃ迫力があったんじゃないかな!?
今度は京都競馬場のスタンドで観たいなー!!
花火大会後の京阪・淀駅のホーム
花火大会が終わるとみんないっせいに帰るので京阪・淀駅までの道や駅のホームはかなり混雑します。
ですが、京都競馬場でGIレースがある時にはもっとたくさんの人が集まるんですね。なので、競馬ファンの人にとっては混雑しているようには見えないかも知れませんね。
この記事のまとめ
今回は「京都競馬場の花火大会『京都芸術花火』を無料で観賞できるスポット」を紹介しました。
2018年は宇治川の堤防で鑑賞することができましたが、今後開催される時にはもしかしたらこの場所は閉鎖されることもあるかも知れません。
わたし自身は場外から無料で鑑賞しておいてアレですが、本当に「京都芸術花火」を楽しめるのは京都競馬場内なんだと思います。
スタンド席7,000円、コース前エリア3,500円は決して安いチケットではありませんが、次回開催があればぜひ有料チケットを握りしめて来たいです!
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京都の淀と言えば「京都芸術花火2018」の会場となった京都競馬場が有名です。
ですが、春には淀水路の河津桜の並木がめちゃくちゃ美しいんです。「河津桜の並木」「京都芸術花火」が観光コンテンツとして育っていけば良いですね!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!