こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
伏見稲荷大社は1年を通して国内外から多くの人が訪れる人気の観光スポットですが、その少し北にある東福寺も鎌倉時代に創建された歴史ある寺院でたくさんの観光客が訪れます。
東福寺は紅葉の名所として知られているので、紅葉シーズンは特に人気があるんですね。
この記事では伏見稲荷大社から東福寺へ行く方法・アクセスをご紹介します。
どちらも電車でのアクセスが良いんですが、歩いて行くこともできるぐらいの距離なんです!
伏見稲荷大社と東福寺の紅葉を観に行こう!
伏見稲荷大社も東福寺も例年11月中旬〜下旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。
京都は「夏は蒸し暑く、冬は底冷えがする」とかさんざんな言われ方をすることがありますが、この時季はとても過ごしやすく、観光にも適していますよ。
まずはそれぞれの紅葉の見どころを紹介しますね。
伏見稲荷大社の紅葉
無数に連なる朱色の鳥居がまるでトンネルのようになっていて、幻想的な雰囲気があるんですよねー!
一方、伏見稲荷大社がいわゆる紅葉の名所かと聞かれると
………
正直、答えに困ります!
ですが、伏見稲荷大社の境内や稲荷山にはもちろん紅葉はありますし、お稲荷さんのシンボルであるきつね像と紅葉をいっしょに撮影できるスポットだってあるんですよ。
くわしくはこちらの記事をチェックしよう!
東福寺の紅葉
1年中観光客が多い伏見稲荷大社と違い、東福寺は紅葉シーズンの人気が圧倒的です。
紅葉の名所として知られる東福寺ですが、一番の見所は洗玉澗の紅葉ですね。
臥雲橋や通天橋からの眺めが絶景なんですよ!
くわしくはこちらの記事をチェックしよう!
伏見稲荷大社と東福寺の位置関係
伏見稲荷大社と東福寺は直線距離だと1.2kmほどしか離れていないんですね。地図で見るとこんな感じです。
めちゃくちゃ近いでしょ!?
伏見稲荷大社から東福寺へ行くには実際どれぐらいの時間がかかるのかをまとめました。
電車で行く場合は駅までの時間、駅からの時間(合計15分ほど)を付け足してください。
伏見稲荷大社から東福寺へのアクセスと所要時間
- 徒歩(稲荷山から): 約70分
- 徒歩(旧伏見街道から): 約20分
- JR奈良線・稲荷駅→東福寺駅: 2分
- 京阪・伏見稲荷駅→東福寺駅: 3分
ひとつめの稲荷山から行く場合は一番時間がかかるように見えますが、伏見稲荷大社への参拝は境内だけでなく、本来は稲荷山(標高233メートル)にも登ります。
稲荷山には神蹟(もともと稲荷神が降臨したところ)が点在していて、そこへ参拝するんですね。
なので、稲荷山を登るスケジュールを組んでいる場合は下山せずにそのまま東福寺へ向かうというコースになります。
ハイキング感覚ですね!
伏見稲荷大社から東福寺へのアクセス(徒歩)
伏見稲荷大社から東福寺へ実際に歩いてみて、わたしは電車よりも徒歩をおすすめします。
稲荷山から行くのか、旧伏見街道(本町通)から行くのかは伏見稲荷大社での参拝コースがポイントになります。
こちらを参考にしてみてください。
伏見稲荷大社から東福寺へのルート選択の目安
- 伏見稲荷大社だけでなく稲荷山の神蹟もまわりたい: 稲荷山から東福寺へ直接行く
- 伏見稲荷大社の3つの御朱印をすべてもらいたい: 稲荷山から東福寺へ直接行く
- 伏見稲荷大社の本殿と千本鳥居を見たい: 旧伏見街道(本町通)から行く
それでは伏見稲荷大社から東福寺まで徒歩で行く2つのルートをそれぞれ紹介していきますね。
伏見稲荷大社から東福寺までの2つのルート
稲荷山・四ツ辻から東福寺へ行く方法・時間
まずは伏見稲荷大社を参拝した後に稲荷山を登り、そのまま東福寺へ行くルートのご紹介です。
実際、伏見稲荷大社へ参拝した人は本殿だけでなく、有名な千本鳥居を観光し、そのまま稲荷山を登る人が多いです。
本殿・千本鳥居をゆっくりと観光して、稲荷山の中腹にあたる四ツ辻まで登るとだいたい40分ほどです。四ツ辻からは京都市内を眺めることができるんですね。
伏見稲荷大社の次に東福寺の紅葉を観に行こうと考えているなら、稲荷山を下山せずに四ツ辻からそのまま東福寺へ向かう方が近道なんです。
実際に歩いてみましたよー!
伏見稲荷大社から四ツ辻まで階段を上って来ると目の前に「仁志むら亭」という名前の休憩処があります。
その仁志むら亭のまわりには「四ツ辻」という名前の通り、4つの………いや、伏見稲荷大社から上って来た階段も入れると5つの道があるんですね。
四ツ辻を起点とした道
- 伏見稲荷大社から上って来た階段(正面に仁志むら亭が見えている)
- 仁志むら亭の右側にある階段を上る: 三ノ峰→二ノ峰→一ノ峰→御劔社→御膳谷奉拝所
- 仁志むら亭の左側にある階段を下る: 御膳谷奉拝所→御劔社→一ノ峰→二ノ峰→三ノ峰
- 左にある急な階段を上る: 荒神峰(田中社)へ
- さらに左にある山道を進む: 東福寺へ
こちらが東福寺へつながる道です。よーーーく見てください。階段の左側に道があるでしょ!? この道が東福寺方面へ続いているんですね。
伏見稲荷(四ツ辻)から紅葉の名所・東福寺へ向かってスタート! #京都一周トレイル #東山コース #伏見稲荷 #東福寺 pic.twitter.com/Sf1IOUy5wq
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稲荷山の紅葉も赤く染まっていました。
東福寺への道は階段は無く、ほとんどが下り坂です。わたしは楽チンでしたが、勾配が急なところもあるので、小さな子どもや年配の人は気をつけた方が良いですね。
坂道を下るのでけっこう楽チン! #京都一周トレイル #東山コース #伏見稲荷 #東福寺 pic.twitter.com/KoMvgIqiDr
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四ツ辻から10分も歩くと山道が終わり、住宅街へ抜けます。この場所がもう東福寺の東側になるので、このまま住宅街を西の方へ下って行くと東福寺です。
山道が終わると住宅街に。これがもう東福寺の東側。 #京都一周トレイル #東山コース #伏見稲荷 #東福寺 pic.twitter.com/5N2ylckPuP
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実際に歩いてみたら、稲荷山の四ツ辻から東福寺の三門までは20分もかからないぐらいで到着しました!
もう到着…! めちゃくちゃ近い!! #京都一周トレイル #東山コース #伏見稲荷 #東福寺 pic.twitter.com/OiBPKDXVvI
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旧伏見街道(本町通)で東福寺へ行く方法・時間
さて、もうひとつのルートは「旧伏見街道」を通って行きます。
こちらはめちゃくちゃ簡単で、伏見稲荷大社の前の道(クルマは北向きの一方通行)をまっすぐに歩くだけです。約15分ほどで到着します。
ちなみに「旧伏見街道」は現在では「本町通」「直違橋通」と呼ばれている生活道路なんですが、もともとはあの豊臣秀吉が開いたと言われる歴史のある道路なんですよ!
伏見稲荷から東福寺までの道の途中には伏見人形の窯元「丹嘉」もあります。
丹嘉からしばらく北へ歩くと「田中神社」が見えて来ます。決して大きな神社ではありませんが、実はこの田中神社は東福寺と伏見稲荷大社にとって重要な意味を持つんだとか。
さらにまっすぐ歩き続けると東福寺・南大門があります。(これは東を向いて撮った写真です。)
南大門から東福寺へ行っても良いですし、もう少し旧伏見街道(本町通)を歩いても、「東福寺・中門」「東福寺・北大門」があり、そこから東福寺へ向かうこともできます。
伏見稲荷から東福寺へのアクセス(電車)
伏見稲荷大社から東福寺へは徒歩でも十分歩いて行けますが、もちろん電車でも行くことができます。
JR奈良線、京阪本線のどちらを使ってもOKです。特にJR奈良線・稲荷駅は伏見稲荷大社の表参道のすぐ目の前にあるので、利便性が良いですね。
それぞれの所要時間と運賃
- JR奈良線: 稲荷駅→東福寺駅(2分・1駅・140円)
- 京阪本線: 伏見稲荷駅→東福寺駅(3分・2駅・150円)
ちなみに東福寺駅はJR奈良線も京阪も同じ場所なんですよー!
伏見稲荷大社から東福寺への行き方・アクセス|まとめ
この記事では伏見稲荷大社から東福寺へ行く方法・アクセスをご紹介しました。
伏見稲荷大社も東福寺もどちらも見所のある観光スポットです。紅葉シーズンは歩くのも気持ち良いですよー!
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京都の紅葉の名所をめぐるなら京阪電車のフリーペーパー『K PRESS』が意外に便利なんですよね。
毎年10月中旬ごろに発行され、京阪電車の各駅で入手することができますよ。