京都の新しい桜の名所として話題のスポットがあるんです。
今回は「京都・伏見の新しい桜の名所『淀水路の河津桜並木』」を紹介します。
地元の人がコツコツと育てて来た河津桜が少しずつ大きくなって注目されるスポットになったんですねー。
この記事は2018年に書きました。淀水路の河津桜並木はお花見スポットとしてこれからどんどん進化しそうな気がします。2019年以降は参考情報としてお読みください。
目次
淀水路の河津桜並木の行き方は!?
河津桜並木は淀水路沿いの2km以上にわたって植えられているんですね。
ですが、京都に住んでいる人でも「淀水路」と聞いて具体的に場所をイメージできる人ってそんなにいないんじゃないでしょうか。
淀水路は京阪・淀駅の南側を流れています。京阪・淀駅は京都競馬場があるので、競馬ファンにとってはなじみがありますよね。
これは淀駅のホームから撮った写真なんですが、左側に見えているのが京都競馬場です。淀水路はこの右のあたりを流れているんです。
京阪・淀駅から淀水路へのアクセス
淀水路の河津桜並木へは京阪・淀駅から行くのが良いです。中央出口(改札)→4番出口から出るとわかりやすいです。
淀駅からの道順が貼られていました。京阪電車の高架沿いに歩けば淀緑地西詰に到着するんですね。
道沿いにはピンク色ののぼりが立てられているのでわかりやすいです。
高架沿いをまーっすぐ進みましょう。淀駅からは10分ほどで到着します。
淀水路に駐車場はある!?
淀水路周辺は住宅街なので大きな駐車場はありません。
なので、クルマで行く場合は淀駅周辺にある駐車場を利用することになります。河津桜が見頃になる3月上旬〜中旬は京都競馬場では競馬をしていないので、駐車場が満車になることは無いと思います。
ちなみに日曜日の午後でもかなりのスペースが空いていました。
淀水路の河津桜並木のコース
淀水路の河津桜並木のコースを説明しますね。
こちらは淀水路沿いに貼り出されていた「さくら地図」です。淀水路全体はこんなふうになっています。
京阪・淀駅から高架沿いに南西に歩いて行くと、淀緑地西詰に到着します。橋の上から見ると淀水路沿いに河津桜の並木が続いているのがわかりますね!
淀水路沿いの小道へ降りられる階段があります。
淀緑地西詰の周辺は淀水路沿いへ降りられるスロープもあって、道も整備されているので、ベビーカーや車椅子でも散策できます。
河津桜並木のすぐそばを歩けるようになっています。
河津桜はソメイヨシノに比べて明るいピンク色をしているのが特徴ですね。
孫橋〜桜橋にかけても河津桜の並木が続いていきます。
淀水路の中間ポイントとなる桜橋は装飾も桜になっています。
桜橋を渡り、淀水路沿いをさらに進むと広場になっているような場所が見えてきます。子どもが喜びそうな石の橋もありました!
淀水路沿いにはこんな場所もあります。これは西向きに撮った写真。
対岸にも河津桜が植えられていますね!
ここから先に植えられているのは枝垂れ桜です。
この先400mほど歩くと淀緑地東詰に着きますが、その間に河津桜はありませんので河津桜が目的ならここでUターンした方が良いですねー。
枝垂れ桜は河津桜よりも開花が遅いので、3月中旬だとほとんどの枝垂れ桜がまだつぼみの状態ですね。
ちなみに、京阪・淀駅から高架沿いに進まず、京都競馬場の南側の道路を歩き、大淀中学校を過ぎたあたりに淀緑地東詰があります。
淀緑地東詰の入口にも河津桜ののぼりが立っていますが、数百mは河津桜が見えないので不安になると思います…
淀駅からは道が簡単で河津桜の並木もわかりやすいから、淀緑地西側へ向かうのがおすすめ!
淀水路の河津桜並木の見どころ
淀水路の河津桜並木は「淀さくらを育てる会」が主体となって植樹を進めているんですね。2018年2月現在、淀エリアには284本の河津桜が植えられています。
- 淀緑地: 178本
- 淀水垂町: 44本
- 淀大下津町: 6本
- 京阪淀駅ロータリー: 15本
- 淀城跡公園: 16本
- 淀際目町第2公園: 3本
- 淀の里: 7本
- 美豆小学校: 6本
- 明親小学校: 1本
- 大淀中学校: 5本
- 納所・妙教寺: 1本
- 淀新町三角公園: 1本
- プレジデントマンション: 1本
河津桜の植樹がはじまったのは2002年なので、まだまだ小さい木も多いんです。何年、何十年と経てば今以上に美しくたくさんの花を咲かせるのが目に浮かびますよねー!
ここでは淀水路の河津桜並木の見所・おすすめポイントを紹介しておきます。
2002年に植樹された河津桜1号・2号
淀にはじめて河津桜が植樹されたのは2002年のことなんですね。その1号・2号は天神橋と孫橋の間で、淀水路の小道を北へ曲がったところにあります。
1号・2号は3月中旬にはすでにほとんど葉桜になっていました…
と言うのも、1号・2号は淀水路の河津桜の中でもかなりの早咲きなんですね。なんと2017年は1月7日に開花していたんですって…!
河津桜並木が満開の頃に来ると1号・2号の見頃は過ぎている可能性が高いですが、ぜひ見ておきたいですね。
菜の花と河津桜
淀水路添いには河津桜のほかにもいろんな花が咲いています。中でもソメイヨシノよりも濃いピンクの河津桜ときれいな黄色の菜の花の相性はバツグンですね。
サラブレッドと河津桜
天神橋の橋の上からはサラブレッドと河津桜をいっしょに撮ることができるんですよね。やっぱり淀と言えば、競馬ですからね!
まあ、サラブレッドと言っても、石で描かれたイラストですが。
淀水路の河津桜並木にあるもの
淀水路の河津桜並木は全長2km以上あります。往復するとおよそ5kmになりますからね…。どんなものがあるのかチェックしておきましょう。
子ども向けの公園(遊具のあるスペース)
そもそも子どもがいっしょだとそんなに長い距離を歩くのは難しいですよね。淀水路沿いに子ども向けのちょっとした遊具が置いてあるスペースがあるので、子どもは喜ぶと思います!
遊具のあるスペースは孫橋の東側と西側に1箇所ずつあります。西側には鉄棒とブランコ。近くにはベンチもあるので、子どもが遊んでいる間に大人はちょっと休憩ということもできますよー。
孫橋の東側にはブランコ、すべり台があります。河津桜もきれいに咲いていますねー!
お弁当・お土産販売
孫橋の近くでは淀観光協会によるお弁当・お土産の販売がされていました。これは2017年まではなく、2018年の新たな取り組みです。
2018年に販売されていたのはこんなメニューです。
- 京の鯖寿し: 1,500円
- 京みそ焼鯖寿し: 1,450円
- 焼鯖寿し: 1,300円
- 丹後のばらずし: 880円
- 穴子巻: 1,000円
- 丹後巻: 800円
- 柿の葉寿司(サーモン・3個): 400円
- 柿の葉寿司(さば・3個): 370円
お腹も減ったし、焼鯖寿し食べるとするか…!
淀水路沿いにはベンチもありますし、レジャーシートを敷いてお弁当を食べている人たちもたくさんいました。暖かい日は気持ち良いでしょうねー!
ベンチ
淀水路沿いにはベンチもたくさん設置されているので、歩き疲れたらゆっくり休みましょう!
仮設トイレ
往復するとそれなりに時間がかかるので、途中でトイレに行きたくなった場合は心配ですよね。一応、仮設トイレが用意されています。
仮設トイレがあるのは、孫橋の東側の公園の近くです。
まあ、京阪・淀駅から行く場合は駅のトイレを利用しておくのが良いでしょうね。
この記事のまとめ
今回は「京都・伏見の新しい桜の名所『淀水路の河津桜並木』」を紹介しました。
淀水路の河津桜並木は地元の人たちによって育てられ、メディアで取り上げられたことでたくさんの人に知られるようになったスポットです。
河津桜はソメイヨシノよりも早く開花し、満開を迎えます。ソメイヨシノよりも明るく濃いめのピンク色がまだ肌寒い時期に春を感じさせてくれます。
京都・伏見の新しいお花見スポットとして成長していってほしいですねー!
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こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!