こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
2018年プロ野球のセ・リーグ。9月7日時点で広島が2位のヤクルトに13ゲーム差をつけて優勝へのマジックナンバー11が点灯しています。
はぁ〜クッソつまんねー!!
と、阪神ファンのわたしは毎日、苦虫をかみつぶしたような表情で順位表をながめています。
ですが、今シーズンはわたしにとってうれしいこともあったんですよ!!
なんと小学校高学年の息子がとうとう野球に興味を持ってくれたんです!!
この記事では“親の好き”と“子どもの好き”は全然違うと感じた我が家のできごとをご紹介します。
んー、息子が野球に興味を持ってくれたことはものすごーく喜んだんですが、どうも“思ってたんと違う!!”って感じだったんです…
親が好きなことを自分の子どもにもしてほしい
自分自身が野球をしていた親御さんなら誰しもが憧れたことのある、子どもとのキャッチボール!
わたしも小・中学校と野球をしていたので、自分に子どもができたらやってみたいことのひとつがキャッチボールでした。
息子がまだ小さい頃に子ども用のグローブとボールを買ってキャッチボールをしようとしたことがあるんですが、当時の息子は全く興味を持たなかったんですね。
阪神の鳥谷選手のユニフォームを着せて甲子園へ行ったこともありますが、球場へ到着するなり息子は退屈そうにして、あの騒がしい応援席でスヤスヤと寝てしまいました。
息子が大好きな年上の甥っ子が野球をはじめ、練習や試合を観に行っても、息子が野球へ興味を示すことは一切なかったんです。
結局、わたしが買った子ども向けのグローブは汚れることなく、時間が流れていき、いつしかわたしは子どもとキャッチボールをするという夢を忘れてしまいました。
息子が突然「野球」に興味を持った!
わたしが応援している阪神タイガースは2005年の優勝以来、6度の2位はあるものの、ずいぶん長い間、優勝からは遠ざかっています。
あまりにも不甲斐ないシーズンが続き、わたし自身、阪神の勝ち負けに一喜一憂するのに疲れてしまい、以前ほどプロ野球を観なくなっていました。
そんな状況の中、わたしがあの手この手を尽くしても野球に興味を持たなかった息子が突然野球に目覚めたんですよ!
わたしが仕事から帰ると息子がその日の阪神の試合結果を教えてくれるんですね。
今日は福留がホームラン打ったで!!
とうとう「6回までに阪神がリードしてたら無敗記録」が途絶えてしもたわ…
プロ野球の試合を観ながら読みまくっている名鑑もすでにボロボロ…
あまりにも突然の変貌にわたしは息子に何度も野球に興味を持ったキッカケを聞きましたが、息子自身もはっきりとした理由はわかっていないようでした。
夏の高校野球がはじまる頃にはさらに野球に対する関心が強くなって、この選手が阪神に来てくれたら良いのになーとまるで阪神ファンのおっさんが居酒屋で話してるかのようなことまで言いはじめたんですよ!
これはそろそろ新しいグローブを買ってキャッチボールやな!!
わたしは忘れていた夢を思い出し、その日が来るのを楽しみにしはじめたんですね。
ですが、息子の野球に対する興味の持ち方が、どうもわたしが思い浮かべる野球少年のそれとは違うんですよね…
「子どもは子ども」決して自分ではない
息子が野球に興味を持ったことで、わたしは息子とキャッチボールをする日を楽しみにしていました。
プロ野球中継を見る時の息子のテンションは日に日に高まっていきました。(広島と阪神のゲーム差とは反比例…)
おーおー!! ひろーきー!! うーえーもーとーひろきー!!
日々ーの努力を積み重ね、いーまー迎えるこの舞台!!
阪神の選手のヒッティングマーチ(応援歌)を熱唱しています。
キャッチボールはまだかなー。
わたしは息子がキャッチボールをしたいと言い出すのを待っています。
ちぃーからっのかーぎーりーたたかえーいっといー!!
息子のボルテージは高くなる一方ですが、いつまで経ってもキャッチボールをしたいとは言い出しません。
あれ…?? も、もしかして………
そうなんです!
わたしは息子が野球をすることに興味を持ったと思い込んでいたんですが、どうやら息子が興味を持ったのは選手の応援歌や成績、さらには過去の逸話だったりで、「野球をしたい」のとは違ったんですよ…!
これって当たり前のことのように思いますが、わたしの中で「自分が好きだから子どもも好き」という思い込みがあったんですね。
てっきり野球をしたいのかと…
ちょっと大げさかも知れませんが、こういう考えを持っていると、将来自分でも気がつかないうちにいろんな価値観の押し付けをしてしまいそうです…
- 大学に進学すべき
- 上場企業に就職する方が良い
- 結婚して子どもを授かるべき
これは反省!! モーレツに反省や…!!
この記事のまとめ
この記事では“親の好き”と“子どもの好き”は全然違うと感じた我が家のできごとをご紹介しました。
それにしても、音痴でリズム感のないわたしと違って、うちの息子が熱唱する応援歌はめちゃくちゃキレがあるんです!
自分の子どもであっても、自分が好きなことを子どもが好きとは限らないし、自分が得意なことが子どもも得意とは限らない。その逆も同じですね。
ごく当たり前のことなんですが、ついつい見失いがちになってしまうかな、と。自分の価値観を子どもに押し付けていませんか?
この記事のポイント
- “親の好き”と“子どもの好き”は違う
- “親の得意”と“子どもの得意”も違って当たり前
- 親の価値観を子どもに押し付けない
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小学校でも従来の価値観のまま教育…いや、洗脳されている可能性もありますよ。
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