わたしの場合は勤務先の会社で副業が解禁になったので、「まあ、まず開業してみるとするか〜! 」という勢いだけで開業届を出したんですね。
今回は「開業届を出す時には『開業freee』を使えば超便利! 」の巻!
実はわたしは税務署まで足を運んで開業届を取りに行き、自宅で記入してからあらためて税務署へ提出しに行ったんですが、「開業freee」を使って作成すればめちゃくちゃ簡単だったんですよね…
「開業freee」に入力していけば開業届が仕上がっている!
「開業届」の正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」っていうんですね。役所に提出する書類の名前こんな漢字だらけだとものすごく難しそうな印象を持ってしまいますが、開業届に関して言えば、全然たいしたことはありません。
正直なところ「開業freee」を使わなくても書類の作成は問題なくできると思います。
ワイでもできたぐらいやし…
ですが、「開業freee」は質問に答えたり、回答をプルダウンで選択したりしているだけで税務署へ郵送できる開業届が仕上がるんですよ…!
まずはじめに「開業freee」のサイトにアクセスして、「メールアドレス」と「PW」を登録します。
そうそう、「開業freee」のユーザビリティはものすごくわかりやすいんですが、ひとつだけ注意点があるんですね。
もしも間違えて「会社設立freee」のページでメールアドレスを入力してしまうと、そのメールアドレスでは「開業freee」の登録ができなくなってしまうんです。
そ、そんな間違いするやつおらんやろ〜!? …お、おらんやろ………
「開業freee」の登録はこちらです。
「開業freee」で開業届を作成するのはたった3ステップです。10分もかからないぐらいの時間で開業届の作成ができますよー!
- 準備
- 作成
- 提出
[1]準備
まず、一番はじめの項目が「準備」です。
この項目は5つの質問に回答する形式で進みます。
- どのような仕事をする予定ですか? していますか?
- その仕事はいつから始めますか? もう始めていますか?
- 収入はいくらくらいになりそうですか? 目指していますか?
- どこで仕事をしますか? していますか?
- 従業員や家族に給与を支払う予定はありますか?
実際の「開業届」を書く時に悩むとしたら、この「仕事の種類」の項目じゃないかと思います。
これから自分がやろうとしている仕事の内容が多岐にわたる場合はなんて書けば良いかわからないということもあるんじゃないですかね。
「開業届」は空白の欄に自分で記入しないといけませんが、「開業freee」だとプルダウンで選択すればOKなんです。
仕事の種類
- 飲食業
- 宿泊業
- 小売・卸売
- 製造
- 美容・理容
- 医療・福祉
- 教育・学習支援
- コンサルティング
- フリーランス
- 不動産
- 建築・建設
- 運送
- 生活関連サービス
- 農業
- スポーツ
- レジャー
- 文化・芸術・芸能
例えば、仕事の種類を「フリーランス」にすると、自動的に「仕事の概要」を選択できるようになります。
仕事の概要(フリーランスを選んだ場合)
- ライター
- カメラマン
- ITサービス・ソフトウェア開発
- デザイナー・クリエイター
- 翻訳家
単純なことではありますが、選択して完結できるのは意外と便利ですよ。ちなみに、「仕事の種類」「仕事の概要」に選択肢が無ければ「自由入力」を選んで自分の思うように入力することもできます。
[2]作成
「準備」が入力できたら次は「作成」です。
ここには6つの項目がありますが、「仕事の概要」「事業開始予定日」は「準備」で入力した内容が反映されているので、4つの質問に答えるだけですね。
もしかしたら「う〜んどうしようかな…」となるのが「屋号」ではないでしょうか。店舗名などがある場合は悩むことはありませんが、ふだん屋号を名乗ることが無い「フリーランス」の場合は考えてしまいますよねー。
- 仕事の概要
- 事業開始予定日
- 屋号があれば入力しましょう
- 申請者の情報を入れまししょう
- 収入(所得)の種類を選びましょう
- 確定申告の種類を選びましょう
あとは「確定申告の種類」をどうするかですね。申告の種類によって控除額が変わるんです。
上の質問の「収入(所得)の種類を選びましょう」という項目がそれにあたります。月収を入力すると「見込み納税額」を自動的に計算してくれます。
[3]提出
最後は「提出」です。
「書類を確認する」というボタンを押すと、「開業届」のほか、必要な書類のPDFが作成されます。「確定申告の種類」で「青色申告」を選んだ場合は「所得税の青色申告承認申請書」も作成してくれるんですねー!
それぞれの「控え」バージョンのPDFも作成してくれるので便利ですよー! わたしの場合はわざわざ税務署の近くのコンビニにコピーを取りに行きましたもん…
「開業freee」が親切すぎるゾ!
開業届の作成そのものは簡単なんですが、「開業freee」はめちゃくちゃ親切なんですよ!
例えば、「提出」のステップで、どこの税務署に提出すれば良いのかの候補を提示してくれますし、税務署を選択したら今度は地図まで表示してくれるんですよ!
完成したPDFの1枚目には書類のヘッダが付いているので、めちゃくちゃわかりやすい!
- 出力された書類の内訳
- 各書類で記入の必要がある場所
- 宛先(郵送先)+差出人
気が利きすぎ〜!!
この記事のまとめ
今回は「開業届を出す時には『開業freee』を使えば超便利! 」の巻でした。
「開業freee」はクラウド会計ソフト「free」が提供しているサービスなので、「freee」を使ってもうらうための導線なのはわかります。
ですが、このきめ細やかなコンテンツを見れば、実際に利用してみたくなりますよねー。
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実はわたしの自宅にはプリンタが無いんですよね。なので、「開業freee」を使って簡単に開業届を作成したとしても自宅で印刷することができなかったんです…
ですが、「netprint」にさえ登録しておけば全国のセブンイレブンで印刷することができるんです!/p>
張り切って税務署に行く前に「netprint」と「開業freee」の登録をしておけばもっと楽チンだったんですよね〜。
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!